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ジオパーク全国大会「魅力は身近な場所に」

 特徴ある地形や地質を生かした地域活性化を議論する第10回日本ジオパーク全国大会(10月31日~11月5日)は2日午後、基調講演やパネルディスカッションが大分市のいいちこ総合文化センターであった。ジオガイドとして活動するメンバーや学識経験者、自治体関係者らが魅力を伝えるための方策などについて熱心に意見を交わした。
 日本ジオパーク委員会の前委員長、尾池和夫・元京都大総長が記念講演。日本列島は四つのプレートがぶつかり合い地震や火山活動が盛んな一方、南北に長く四季の変化が豊かであるとし「ジオ(地質・地形)や生物の多様性にあふれている」と指摘した。
 NHKの人気番組「ブラタモリ」の相部任宏チーフプロデューサーが「風景にストーリーを見つける」と題して講演。番組構成で地形や地質が貴重な手掛かりになっている理由として「日ごろ人々が見慣れているけれど、実は意外性と発見がある」と説明。地域の文化や魅力の土台にジオがあるとの見方を示した。
 ジオガイドや識者によるパネルディスカッションは、ジオの魅力を伝えることをテーマに議論。NPO法人おくぶんごツーリズム研究所(豊後大野市)の渡部順子理事長は「地域を歩く中で『面白い』と感じたことや発見したことを、自分の言葉で語ることが重要」と強調。立命館アジア太平洋大(別府市)のバファダリ・カゼム准教授は「ジオパークを通じた活動が住民の生活に入っていくことで地域がより活性化する」と話した。
 客席からガイド活動の心構えについて質問も。NPO法人桜島ミュージアム(鹿児島市)の福島大輔理事長は「説明を受ける側が身近に感じる話題につなげると伝わる」と提言した。
 おおいたジオパーク推進アドバイザーの竹村恵二・京都大名誉教授は「地形や地質に古里の宝があることを気付かせてくれるのがジオパーク。きちんと魅力が伝わるまで努力を続けることが大切だ」と締めくくった。
 3~5日は豊後大野市などで口頭発表・分科会、ツアーがある。
※この記事は、11月3日大分合同新聞朝刊25ページに掲載されています。
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