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湯布院の象書家・豚星なつみさん 23日に列車で結婚パーティー

 由布市湯布院町で地域の芸術文化に携わってきた豚星(ぴっくすたぁ)なつみ(本名・丸山菜津美)さん(39)が11月7日に町を離れる。活動を通じて出会ったフランス人男性と結婚し、渡仏するため。10月23日にJR九州の列車内で結婚パーティーが計画されており、別れを惜しむ地元住民らが盛大に送り出す。

 豚星さんは大分市出身。「象書(しょうしょ)家」として、筆を使ったオリジナルの書体でものの意味や造形を表現している。2006年、湯布院映画祭のポスターデザインをきっかけに同町に拠点を移し、10年に移住。湯布院中心部には豚星さんが書いた旅館などの案内板が点在する。
 16年3月からはJR由布院駅にあるアートホールの事務局として、月替わりで開く展覧会などを管理。「温かく迎え入れてくれた人たちへの恩返し」との思いから、地元の幼稚園などでアートに親しんでもらう活動も続けてきた。
 豚星さんとフランス人男性、ンバエ・サフワンさん(32)の出会いは昨春。アートホールで展示中だった日本人アーティストと知り合いだったサフワンさんが休暇を利用して来日し、ホールを訪れた。「この人だとすぐに感じた」と豚星さん。約1週間の滞在期間中に結婚を決心した。
 パーティーにはJR九州が協力。観光列車「A列車で行こう」を由布院―大分間で往復させ、車内で結婚を祝う。地元住民ら約90人が乗車予定で、豚星さんは「お世話になった人たちと最後に思いっきり楽しみたい」と心待ちにしている。
 アートホールでは別府市在住の彫刻家マーク・トラスコットさん(64)と豚星さんの共同展を25日まで開催中。豚星さんの書をトラスコットさんが鉄の彫刻で表現した作品などが並ぶ。
 17年前から交流があるトラスコットさんは「少し寂しいけれど、どこかでまた一緒に活動しよう」とエール。豚星さんは「湯布院は人として、アーティストとして成長させてもらった場所。いつかまたこの地で個展を開きたい」と話した。
※この記事は、10月20日大分合同新聞朝刊13ページに掲載されています。
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