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歴史あるトウツバキ再生プロジェクト 竹田市×大分短期大×自治会

 竹田市片ケ瀬でトウツバキ(市指定天然記念物)の樹勢が衰えていることを受け、市は近く大分短期大(大分市)や地元自治会と連携し、再生プロジェクトを立ち上げる。貴重な木が危機的状況にあると判断。本格的な対策に乗り出す。
 市によると、今年から自主的に保護活動を展開している同短大のチームが8月までに計5回、現地調査を実施。木の衰退度が5段階で2番目に悪い「Ⅳ(著しく不良)」と判定された。幹の一部が腐り、養分や水分が行き渡っておらず、放置すれば内部に空洞が広がり、倒壊の恐れがあるという。
 樹木医でもある吉野賢一教授(75)は「草刈り機が幹の表面に付けた傷や枝の伐採が主因」と指摘する。
 プロジェクトでは市教委まちづくり文化財課と同短大が協議しながら、樹勢の回復を図る一方、接ぎ木や挿し木による後継樹の育成に取り組む。片ケ瀬自治会は周辺に小屋やベンチを設け、多くの人にトウツバキを楽しんでもらえる環境を整備する。住民と学生との交流も計画する。
 「地域にとって大切な木。次世代につなげなければならない」と油布晃自治会長(65)。
 トウツバキは高さ約7メートルで、樹齢160~200年と推定される。庄屋の隠居屋敷跡にあり、南画家の田能村竹田(1777~1835年)が鉢植えを新築祝いに贈ったと伝えられている。
 首藤勝次市長は「歴史ある大切な木だ。3者で対策を講じ、守り続けたい」と話した。
※この記事は、9月17日大分合同新聞朝刊14ページに掲載されています。
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