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宇佐こども園襲撃 射場被告の控訴棄却

 宇佐市のこども園で2017年、ヘルメット姿の男が侵入して児童と職員の計4人にけがを負わせた事件で、建造物侵入や傷害などの罪に問われた同市四日市、無職射場(いば)健太被告(35)の控訴審判決が11日、福岡高裁であった。伊名波宏仁裁判長は懲役4年とした一審大分地裁中津支部判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。
 被告は引きこもり状態の生活が長く、事件後の精神鑑定で発達障害の一種アスペルガー症候群と診断された。公判では被告の責任能力の程度や、園を襲った後に車を奪おうとしたとされる強盗未遂罪が成立するかが争点だった。
 伊名波裁判長は主文を後回しにして判決理由を朗読。「被告の完全責任能力を認めた一審の判断に不合理な点はない」と指摘し、強盗未遂罪を認めた判断も正当だと述べた。弁護側は「被告は心神耗弱の状態だった。一審は事実誤認がある」と主張していた。
 一審判決は、障害が犯行動機の形成に影響を与えたと言及。小学生の頃から受けたいじめに対する恨みや、聴覚過敏で園から聞こえる自動車の音や笑い声に不満を募らせたことなどが背景にあったとした。高裁もこの判断を踏まえた上で「刑が重すぎるとはいえない」と結論付けた。
 一、二審判決によると、被告は17年3月31日、自宅近くの四日市こども園に侵入。男子児童1人と女性職員3人を竹刀やナイフで襲い、7~14日間のけがを負わせた。園を出た後、停車中の乗用車を奪おうとし、近くの民家にも侵入した。
※この記事は、9月11日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。
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