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守りからリズム、情報科学が日田に快勝

 ▽2回戦
情報科学 102 103 2|9
日田   000 100 0|1
(7回コールド)

 【評】小刻みに得点した情報科学が日田に大勝した。
 情報科学は一回、先頭立川の安打出塁を足がかりに、2死三塁とし、坂本親の適時打で先制。
 三回にはバッテリー間ミスや敵失で2点を加えた。その後も得点を重ねて突き放した。
 日田は四回、矢羽田の適時打で1点を返したが、その後はうまく打線をつなげられなかった。

○足も絡めて7回コールド
 投打がかみ合った第3シードの情報科学は七回コールドで日田を下し、3回戦に駒を進めた。赤嶺司監督は「守りからリズムをつくり、落ち着いてプレーができた」と勝因を挙げた。
 一回の攻撃で2死三塁の好機を築き、坂本親之丞(3年)の左前適時打で先制した。その後は足を絡めた攻撃で順調に加点し、七回までに9点を奪った。
 投げては先発の後藤将太(同)が打たせて取る投球で6回1失点の好投だった。
 初回に二塁打で出塁し、先制の本塁を踏んだ立川哉汰(同)は「逆方向を意識した打撃がしっかりできた。序盤に先制できたことが大きかった」と振り返り、後藤将は「守りを信頼して打たせて取れた。緩急をつけていい投球だったと思う。次は制球を意識して投げたい」と話していた。

○日田、4回に食らいつく
 日田は劣勢をはね返せず、2回戦で涙をのんだ。今村好太監督は「粘っただけに六、七回の失点が悔やまれる。相手が上だったが、よく頑張った」と振り返った。
 全員で食らいついた。四回の守りでは2死二、三塁から相手の連打に右翼の麻生徹人(3年)、中堅の柳瀬敦介(同)が本塁に好返球。最少失点で切り抜けると、直後の攻撃で1点を返した。
 その後は打ちあぐねて点差を広げられたが、武田宗士主将(同)は「最後までムードは良く、試合を楽しめた」と話した。

○直球仕留めチーム鼓舞<日田の矢羽田稜(3年)>
 4点を追う四回裏、1死一、三塁の好機で打順が回ってきた。「当てにいくと併殺になる。思い切り振ろう」と直球に食らいつき、右前にはじき返した。「まだいけるぞ」。チームのムードを大いに盛り上げた。
 昨夏も2回戦で情報科学と対戦。0―1で惜敗した試合をベンチから見ていた。「普段は打てる先輩たちが打てなかった」。長打を狙わず、走者をかえす打撃に徹する覚悟を決めた瞬間だった。
 その後は相手投手を攻略できず、得点はこの1点のみ。じわじわと点差を広げられ、昨夏の雪辱はならなかった。
 それでも「昨夏は取れなかった1点を奪えたのは先輩が残してくれた教訓のおかげ。負けは悔しい。でもあの打席で自分の打撃ができたので悔いはない」と、すがすがしい表情だった。
※この記事は、7月17日大分合同新聞朝刊17ページに掲載されています。
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