大分合同新聞納涼花火シリーズ2019

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臼杵、投手陣が踏ん張る

全国高校野球大分大会

 ▽1回戦
大分東 000 100 10 |2
臼杵   102 000 33x|9
(8回コールド)

 【評】終盤に打線がつながった臼杵が、粘る大分東を突き放した。
 臼杵は初回、死球と敵失で幸先よく先制。三回2死から安打と2四球で塁を埋め、川野の押し出しと黒枝の右前適時打で2点を追加。終盤の七、八回に3点ずつを加えて試合を決めた。
 大分東は七回、1死満塁から原のスクイズで1点差としたが、追いつくことができなかった。

 「打ち勝つ野球」を掲げる臼杵は、7安打にとどまったものの投手陣が相手打線を抑えて2回戦に進んだ。高橋斗真主将(3年)は「ピンチの時も声を掛け合っていけたのがよかった」と振り返った。
 先発の伊達雅翔(同)は直球に変化球を織り交ぜながら、要所を抑える投球で6回を被安打4と好投した。四回に失策絡みで1点を失ったが試合の流れをつくり、しっかりと先発の役目を果たした。「走者を出しながらも大事な場面では抑えることができた」と伊達。継投した板井新太郎(同)、久藤昭敬(同)も反撃をしのいだ。
 次戦はシード校の中津東と対戦する。阿部知巳監督は「主将を中心にまとまり、よく勝った。次はチャレンジするという気持ちで臨みたい」と話した。

○粘った大分東、あと一本出ず
 大分東はしぶとく食らいついたが、初戦突破はならなかった。佐藤直幸監督は「選手はよくやったが、勝負どころであと一本が出なかった」と悔しさをにじませた。
 七回、難波岳久(3年)、孔井健人(同)の連続内野安打などで一死満塁の好機を築いた。打席に立った原辰一郎(同)は「サインが出ると思っていた」とスクイズを決めて1点差に。だが次の1点が奪えなかった。
 阿南大志主将(同)は「厳しいことも言い合える最高の仲間だった」と話し、最後の夏を終えた。

○狙い絞り待望の加点
 右下手の相手2番手投手を打ちあぐねていた臼杵打線。阿部知巳監督は「狙い球を絞ることを徹底したことが良かった」と胸をなで下ろした。
 序盤に3点を奪ったものの、三回途中の相手投手交代後は打線が沈黙。じわじわと追い上げてくる相手の存在もあり、「終盤に入ってリードは1点。厳しい状況だった」(阿部監督)。
 それでも「自分が打つと決めたボールを打て」という指示が二回り目に入って生きた。七回2死二塁で「ストレートを狙っていた」という伊達雅翔(3年)が左翼線にはじき返して待望の追加点。この一打でチームは一気に勢いづき、さらに2点を加え、続く八回に畳み掛けた。
 「失点直後の攻撃で、4点目を奪えたことが大きかった。よく打った」と阿部監督。
※この記事は、7月12日大分合同新聞朝刊19ページに掲載されています。
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