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韓国語の先生はお巡りさん 観光客増える佐伯市大入島

住民の意気込みに応えて月1回

 「チョヌン ○○ ラゴ ハムニダ(私は○○と言います)」―。佐伯市の佐伯署大入島駐在所へ今年3月に赴任した荒金泰輔巡査部長(41)が島民向けの韓国語講座を始めた。韓国人観光客が増えつつある島で「温かくもてなしたい」と住民の願いを聞き、引き受けた。
 大入島は韓国・済州島発祥のウオーキングコース「オルレ」の「さいき・大入島コース」を昨年3月に開設。ほとんど姿を見掛けることのなかった外国人観光客が訪れるようになり、市の調査では今年3月末までに306人を確認。ほとんどが韓国からだった。
 住民らによると、韓国語で島民が質問され、対応に苦慮するケースが増加。今年3月にあったオルレのイベントでも日本語ができずに困っていた韓国人観光客がいた。着任直近で会場の手伝いに来ていた荒金巡査部長が優しく声を掛け、サポートしたという。
 荒金巡査部長は2009年から2年間、国際的な捜査研修や外国語を習得する国際警察センター(東京都)で韓国語を学習し、日常会話ができる。住民らは「私たちも学びたい」と同署幹部らに打診。快諾してくれた。
 初回の講座は6月26日にあり、23人が参加。それぞれ韓国語で自己紹介をし、受講のきっかけを発表した。メモを取って発音を繰り返すなど、熱心に聞き取っていた。荒金巡査部長は語学について丁寧に説明する一方、特殊詐欺の被害などに遭わないよう呼び掛けた。
 講座は今後、毎月1回、1時間のペースで開く予定だ。
 受講した下川マスミさん(77)=同市石間浦=は「島で勉強できるのはありがたい。韓国語でまた来てね、と一言を添えられるよう頑張りたい」と意気込む。荒金巡査部長は「地域の役に立てるのはうれしい。楽しく勉強してほしい」と話した。
※この記事は、7月10日大分合同新聞朝刊14ページに掲載されています。
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