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大分-文理大付で決勝 大分県高校野球選手権

 第135回県高校野球選手権(大分合同新聞社後援)第4日は25日、別大興産スタジアムで準決勝があった。文理大付が7―0で津久見を、大分が6―3で三重総合を下し、決勝に駒を進めた。
 最終日の26日は午前10時から同球場で決勝がある。文理大付が優勝すれば明豊にポイントで上回り、夏の第1シードが内定する。大分は既に第1シードが内定している。

〇大分、主軸とエースが仕事
 主軸が好機で打ち、エースが完投して決勝進出を決めた大分。だが松尾篤監督は「打線の集中力が足りなかった」と反省点を挙げ、「決勝ではしぶとい野球を見せたい」と表情を引き締めた。
 初回に先制を許したが、焦りはなかった。1点を追う二回、中尾拓士(3年)の中前打を足掛かりに1死満塁とすると、小野修太郎(同)が左翼線に2点適時二塁打を放って逆転に成功。六回には2死一、三塁から中尾が左中間を破る適時二塁打を放ち、リードを広げた。エース長尾凌我(同)は3点を失ったが、最後まで投げ抜いた。
 「守備は我慢できたが、打線のつながりは課題。決勝は打ち勝つ」と中尾。長尾は「制球、球威とも足りなかったが投げ抜くことはできた。夏に向け、一丸となって優勝する」と力を込めた。

〇「いい経験になった」
 三重総合は序盤の失点が響いて涙をのんだ。それでも投手陣の継投など、夏に向けた収穫のある大会となり、那賀誠監督は「通用する部分も見えていい経験になった」と手応えを示した。
 3番手で登板した右横手の後藤倭(3年)は昨秋の県選手権支部予選以来の登板ながら力投で応え、「夏も投手陣の枚数に入れるよう、もっと制球を磨く」と誓った。
 
【評】中盤までに得点を重ねた大分が、粘る三重総合を下した。
 大分は1点を追う二回、小野の2点適時二塁打で逆転に成功。さらに犠飛で1点を加えた。六回には2死一、三塁から中尾が左中間に2点適時二塁打を放ち、点差を広げた。エース長尾は要所を締めて完投した。
 三重総合は初回に先制。七回、九回にも1点ずつ加えたが及ばなかった。

〇文理大付、打線つながり大勝
 文理大付の1番打者東門寿哉(3年)が3打数3安打4打点の活躍で決勝進出に貢献。「相手が勢いづく前にたたきたかったので狙い通り」と頬を緩めた。
 初回にいきなり二塁打を放って先制点につなげると、三回には適時三塁打で追加点を挙げることに成功した。
 圧巻は3打席目だった。四回2死一、二塁の場面で「監督に手を出すなと言われていた」(東門)という内角胸元のボールに反応。打球は右翼ポールをかすめて右翼席で弾み、「腕をうまくたたんで腰の回転だけで持っていった」と伊志嶺吉盛監督も驚く一打だった。
 サイクル安打の可能性もあったが、4打席目は回ってこず。東門は「欲があったので多分打てなかった」と笑いながら、「決勝も先手を奪っていく」と話した。

〇失投を猛省
 前回大会王者の津久見は期待の先発右腕安部誠也(2年)が四回までに7点を失うなど、投打の歯車が最後までかみ合わなかった。
 1年時から主戦として活躍する安部は「絶対に抑えたい思いが力みと緊張を呼んだ」と甘く入った失投を猛省。河室聖司監督も「夏までに打線は選球眼、投手陣は制球を磨く」と反省点を挙げながら、課題修正を誓った。

 【評】要所で着実に得点した文理大付が津久見に大勝した。
 文理大付は初回、1死三塁から上江洲のスクイズで先制。三回1死から山本を起点に4連打で2点を加え、四回には東門の本塁打などで突き放した。先発翁長も7回を零封して期待に応えた。
 津久見は四回に無死から岡部、近藤の連打で好機を築くなど意地を見せたが本塁が遠かった。

 ▽準決勝
津久見  000 000 0|0
文理大付 102 400 X|7
(7回コールド)

三重総合 100000101|3
大分   03100200X|6

26日の試合(別大興産スタジアム)
 ▽決勝
 文理大付―大分(10時)
※この記事は、5月26日大分合同新聞朝刊20ページに掲載されています。
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