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中津の国指定史跡・長者屋敷官衙遺跡周辺に建物の遺構

食事の場?土器の破片も出土

 奈良時代から平安時代にかけての役所跡、長者屋敷官衙(かんが)遺跡(国指定史跡)=中津市永添=の周辺から建物の遺構が初めて見つかった。市教委文化財室は「遺跡の範囲がさらに広がることが分かった。出土物などを詳しく調べ、建物の性質を明らかにしていく」としている。
 従来の遺跡は、中津市一帯を治めた豊前国下毛郡役所が、税として集めた米を収める正倉(大型倉庫)の跡。南北120メートル、東西90メートルの区画にL字形に倉庫群があったとされる。残存状況が良く、古代の正倉構造や支配体制を知る貴重な遺跡として、2010年に国史跡に指定された。
 古代の郡役所は、さまざまな建物で構成される。遺跡は一部分の可能性が高く、市教委が周辺の発掘調査も進めてきた。今回(1~3月)は遺跡から東に約100メートル離れた私有地(約144平方メートル)を調査。遺跡と同時代の建物と塀の跡とみられる柱の列が見つかった。遺跡の正倉と方位が一致。柱が大きく、列の間隔もそろっていることから、郡役所に関連する建物と判断できるという。煮炊き用の瓶や食器など土器の破片100点以上も出土した。
 同室は「役人が食事をしたりする場所だったのではないか。今後も地域住民の理解を得ながら、周辺の確認調査を続けていく」としている。
※この記事は、5月18日大分合同新聞朝刊13ページに掲載されています。
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