大分合同新聞納涼花火シリーズ2019

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明豊大勝8強入り 九州高校野球

 第144回九州地区高校野球大会第2日は21日、鹿児島市の平和リース球場などで2回戦の残り5試合があった。県勢の明豊は11―4で鹿児島実を下して初戦を突破。前日(20日)の大分工、大分に続き、県代表3校がいずれも8強入りした。
 このほかの2回戦は、興南(沖縄)が5―4で神村学園(鹿児島)を、福岡大大濠が5―1で球磨工(熊本)を退けた。また熊本西が9―6で真颯館(福岡)を、筑陽学園(福岡)が8―2で佐賀商を破った。
 第3日の22日は準々決勝4試合がある。平和リース球場の第1試合で大分工と熊本西が対戦。鴨池公園球場の第1試合で明豊と西日本短大付(福岡)、同第2試合で大分と福岡大大濠が4強入りを懸けて激突する。

 ▽2回戦
鹿児島実 000 200 02|4
明   豊 300 030 23×|11
(8回コールド)

 【評】要所で打線がつながった明豊が鹿児島実に大勝した。
 明豊は初回、布施の右前打を皮切りに好機を築き、相手バッテリー間ミスで先制。さらに野辺、後藤の適時打で計3点を挙げた。五回にも野辺、青地、後藤の3連打などで3点を加え、終盤も得点を重ねて突き放した。
 投手陣は吉開、岡本、若杉の左腕継投で8回を4失点に抑えた。

主砲、5安打の大暴れ
 明豊の4番野辺優汰(3年)が5打数5安打2打点の大暴れ。大勝発進に大きく貢献した主砲は「どっしりと向かっていけた。(4強入りした)甲子園での悔しい思いを糧に、修正して臨めた」と納得の表情だった。
 「入り負けしないよう、イメージした通りにできた」(野辺)の言葉通りだった。初回、1死二塁の好機でいきなり右越え適時二塁打を放って勢いづいた。
 その後も「大きいのはいらない」と、三回に中前、五回に左前と広角に打ち分け、七回には1死一塁から絶妙なバント安打で出塁。八回の最終打席は「内角直球に体が自然と反応した」と右越え適時二塁打で締めくくった。
 センバツでもチームに貢献した。だが満足することなく、課題と向き合い続ける。特に腰の回転を利用する打撃フォームを身につけている最中で、初戦でも成果を各打席で発揮し、相手に重圧をかけ続けた。夏を見越して成長中の主砲は「負けて学ぶことよりも勝ち進んだ先で得る経験の方が身になる。優勝を目指す」と言い切った。
※この記事は、4月22日大分合同新聞朝刊12ページに掲載されています。
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