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2人の主砲、強打に磨き 【Wセンバツ 明豊(中)】

 甲子園で勝つために攻撃力の強化を図り続ける明豊。センバツでも破壊力のある打線で勝ち上がりを狙っている。
 強力打線の中心として期待されているのが左の大砲の野辺優汰(2年)だ。昨秋は主砲として目指すチーム打撃を体現。3割8分7厘の打率を残し、15打点はチーム最多を誇る。
 昨秋の九州地区大会後はボールに対して体が突っ込み気味だった癖を直し、より引きつける感覚を磨いた。特に変化球への対応力が向上。手応えも十分な様子で「どんな状況でも、どうやったら点が入るのかという最善の判断を一番に考えたい」と野辺。
 昨秋、チーム最多となる3本塁打を放った右の長距離砲、藪田源(同)もレベルを上げた。身長187センチ、長い手足を生かした豪快なスイングが魅力で、この冬はボールを捉えた後の押し込み方を特に磨いた。「インパクトまでは最短の軌道を意識し、当てた後のフォロースルーを大きくすることで飛距離が増した。甲子園でも一発を出したい」と力を込める。
 公式戦解禁日だった8日、別府市内で合宿中だった関西の強豪大学と練習試合に臨んだ。取り組みの成果を実戦で確かめるかのように、打線は爆発した。四回に9番打者の成田武蔵(同)、六回には代打の青地七斗(同)が左翼フェンスを越す一発を放つなど、9回で12安打。久々の対外試合を7―0の大勝で飾り、順調な仕上がりを示した。
 実戦感覚を取り戻す時間は少ないが、最初の練習試合で見せた打撃はチームの自信に。赤峰淳部長は「打撃は水物だが、(打てる)確率を高める努力をこの冬も怠らなかった。その結果」と目を細めた。
※この記事は、3月14日大分合同新聞朝刊24ページに掲載されています。
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