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永冨調剤薬局、大手傘下へ 全株式譲渡

社名、経営陣は維持

 県内に調剤薬局23店を展開する永冨調剤薬局(大分市、永冨茂社長)は、東証1部上場の同業大手メディカルシステムネットワーク(札幌市、田尻稲雄社長)に自社の全株式を譲渡する。両社は6日、大分市内で譲渡契約を締結した。九州エリアの店舗拡充に力を入れるメディカル社のグループに入ることで、効率的な経営体制の構築と収益力の強化を図る。

 永冨調剤薬局の社名、現経営陣は存続する。同社の発行済み普通株式全600株を2019年1月8日にメディカル社が取得し、連結子会社化する予定。九州エリアで事業展開するメディカル社の子会社トータル・メディカルサービス(福岡県)から同日、取締役、監査役各1人を受け入れる。
 永冨調剤薬局は1982年の創業。2018年9月期の売上高は37億8300万円、経常利益は1億5100万円、純利益は1億900万円。「財務内容は良好で後継者もいる」(メディカル社)と、現状は単独経営で問題ないという。
 ただ、業界全体では市場の成熟を背景に調剤件数の伸び率が鈍化。社会保障費の抑制に伴う薬価や調剤報酬引き下げなどの課題があり、中長期的には再編の動きが進むとの見方がある。
 メディカル社グループの18年3月期の連結売上高は939億7700万円。このうち、調剤薬局事業(871億7200万円)は北海道を中心に全国で406店を展開する業界8位。九州は計37店(福岡29、長崎3、佐賀3、熊本2)を運営するが、大分県は店舗のない“空白地帯”だった。日本M&Aセンター(東京都)が仲介。将来を見据えた経営体制を検討した結果、永冨調剤薬局が傘下入りを決断した。
 メディカル社の田尻社長は「全国でも評価の高い企業と一緒に仕事ができる」と述べ、永冨社長は「10年、20年先を考えて決断した。メディカル社は調剤師の教育レベルも高く、ともに地域の健康に貢献していきたい」と語った。
※この記事は、12月7日大分合同新聞朝刊5ページに掲載されています。
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