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食中毒 最多ペース ノロ長期化要因? 10年に迫る16件

 県内で1~7月に発生した食中毒は16件(患者244人)に上り、ここ10年間で最も多かった2010年の年間18件に迫る件数となっている。ノロウイルスの流行が例年より長引いたのが主な要因。7月の梅雨明け後もカンピロバクターや黄色ブドウ球菌による患者が出ている。厳しい暑さは当面続く見込みで、県は手洗いや食品管理の徹底を呼び掛けている。
 県食品・生活衛生課によると、今年は5月までに前年同期の約3倍に当たる14件が発生した。このうち9件はノロウイルスが原因。飲食店で調理従事者が持っていたウイルスが料理に付着し、客が感染したとみられるケースが目立った。
 「冬場に流行するノロは例年、3月ごろまでに落ち着くが、今年はゴールデンウイーク前になっても患者が多かった。それが増えた要因では」という。
 5月下旬からは、鶏肉に含まれるカンピロバクターによる食中毒が続発。いずれも肉の加熱が不十分だった可能性が高い。大分市内の飲食店では7月26日に食事をした9人が発症。加熱用の肉を「レバ刺し」「たたき」として提供していた。
 県は「カンピロバクターによる事故は年間通じて発生する可能性があるものの、目立つのは焼き肉やバーベキューの機会が多い夏場」と説明。「新鮮な肉だから生でも大丈夫という認識は間違い。新鮮な方が菌の感染力が高い。表面を加熱しても内部に菌がいることもある」と注意を促す。
 7月25日には、大分市内の弁当店が作った弁当を食べた高校生16人が黄色ブドウ球菌による食中毒になった。同菌は人の手などに付着しており、手洗いや調理器具の洗浄・殺菌、食品の温度管理が不十分だと、増殖リスクが高まるという。
 同課は「高温多湿の気象条件は食中毒が起きやすい。菌を付けない、増やさない、殺菌するの三原則を徹底してほしい」と話している。
※この記事は、8月12日大分合同新聞朝刊23ページに掲載されています。
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