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“新海誠監督の娘”新津ちせ、大人顔負けの堂々あいさつ「大切な記憶の一つになったら…」

 アニメーション映画『君の名は。』(2016)『天気の子』(2019)などで知られる新海誠監督の娘で、映画・ドラマ・CMで広く活躍する子役の新津ちせ(9)が19日、主演映画『駅までの道をおしえて』の公開記念舞台あいさつに出席した。

【写真】愛犬との再会に笑顔を見せた新津ちせ

 同映画は、直木賞作家・伊集院静氏の同名小説(講談社文庫)が原作。主人公・サヤカ(新津)は、愛犬ルーを亡くしたことを受け入れることができず、いつまでもルーの帰りを待っている少女。そんなサヤカと、幼き息子を亡くした経験を持つ老人・フセ(笈田ヨシ)が出会い、互いに胸に抱えた“命の喪失感”を二人の絆で温かい思い出に変えていく。

 共演の坂井真紀、滝藤賢一、市毛良枝、塩見三省、メガホンを取った橋本直樹監督とともに登壇した新津は、主演として一番にマイクを持つと「こうしてたくさんの方に見ていただいて、うれしいです。本日はよろしくお願いします」と大人顔負けの堂々としたあいさつで場を和ませた。

 自身の役どころについても「自分の意志をまっすぐに生きている子」としっかり紹介。一方で撮影終了までの1年強もの間、自宅で共同生活を送ったという愛犬・ルーとの共演秘話について話題が及ぶと「すごいかわいくて、遊ぶのが楽しかったです。撮影後にお別れして、すごい寂しくて、ワーっと泣いちゃいました」。この日は実際にルーが駆けつけると、少女らしい笑顔を弾けさせた。

 劇中で母を演じた坂井が「ちせちゃんが(心の)ドアを開いてくれて、私たちを家族にしてくれた」と感謝すると、父役の滝藤も「また一歩、成長させてもらいました」と頭を下げる。共演陣から絶賛の言葉を受けた新津は「本当にうれしいです。ありがとうございます」とほほ笑んだ。

 最年少ならが主演として、しっかりと作品をアピールした新津。締めのあいさつでも「この映画は大切な人、大切なペットをゆっくりと思い出す映画だと思います。この映画を観ていただいたこと、大切な記憶の一つになったらうれしいと思います」と落ち着いたトーンで呼びかけていた。

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