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県審査会 国東の風力発電「不適当」 「景観に配慮欠く」計画

 国東市国見町の山で東京都内の業者が計画している風力発電事業について、県環境影響評価技術審査会(会長・川野田実夫大分大名誉教授)が「開発は適当でない」とする答申を近く広瀬勝貞知事に出すことを決めた。開山1300年を迎えた六郷満山文化が息づく景観への配慮を欠いていると判断した。計画は見直しを迫られる可能性がある。
 環境影響評価(環境アセス)法では、事業者が一定規模の開発をする場合、計画段階で自ら環境への影響を検討、公表して住民や自治体から意見を聞くよう義務付けている。県によると、現行の手続きになった2013年以降、審査会が不適当との見解を示すのは初めてではないかという。
 知事は答申を踏まえて事業者に意見を述べる。事業を認めるかどうかは経済産業大臣の権限だが、事実上、地元の理解なしに進めるのは困難だ。
 事業はNWE―09インベストメント(東京)が計画。竹田津港の南2・5~5・5キロの山の尾根に高さ150メートルの風車10基程度を設置し、出力は最大4万5千キロワット。国東市、予定地と隣接する豊後高田市は、いずれも反対意見を出していた。
 7日に大分市内であった審査会の会合で、計画を記した同社の「配慮書」について論議。「世界農業遺産、日本遺産の認定地でもある。影響が大きく適当でない」との意見でまとまった。
 会合では、電源開発(東京)が津久見、佐伯両市の境の四浦半島で計画している風力発電事業についても検討した。佐伯は反対、津久見は景観などへの配慮を求める意見を出しており、審査会も地元の理解が得られない場合は「抜本的な見直しが必要」と指摘した。 国東の計画と一緒に答申する。
※この記事は、11月9日大分合同新聞朝刊21ページに掲載されています。
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