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JR豊肥線 不通区間「代行バスを」 復旧未定、通学に影響

 台風24号で被災し、不通となった県内のJR豊肥線は1日午後、大分市の大分|大分大学前間で本数を減らして運転を再開した。斜面が崩れた同市中判田の現場は復旧の見通しが立たず、同大学前―阿蘇(熊本県)間は当面、運休しそうな状況だ。利用者からは代行バスの運行を要望する声が相次いだ。
 JR九州大分支社などによると、中判田では斜面が幅約20メートル、高さ約7メートルにわたって崩れ、線路が浮いた状態になった。このほかにも阿蘇駅までの区間で複数の被害があるとみられ、調査・点検を進めている。
 県教委によると、豊肥線は県内15校の643人が利用。不通となった区間が長く、通学に大きな影響が出ている。
 113人が1日に登校できなかった三重総合高の佐藤智之教頭(54)は「保護者の送迎ができない家庭もある。3年生は進学・就職の面接シーズンだ」と心配する。後藤好秀同校PTA会長(42)は「代行バスを出すのが公共交通機関としての使命。英断を求めたい」と語気を強めた。
 大分南高校でも1日、列車通学の約60人が欠席。出勤が遅れた教職員もおり、始業を40分、繰り下げた。 下校する娘を迎えに来た豊後大野市三重町の自営業男性(53)は「道路が渋滞し、送迎も一苦労。早く復旧してほしい」と願った。
 同支社は「代行バスを運行するかは未定だ」と話す。
 中判田の現場は線路と並行する国道10号も路面下の土がえぐれた。国道は2・5キロの区間で通行止めになり、周辺の道路は朝夕を中心に渋滞した。国土交通省の依頼を受けて現地調査に当たった大分大学の鶴成悦久准教授は「周辺の地下水や道路からの排水などが集中した。盛り土に水を通しやすく粘性が低い真砂土が使われ、大きな流出につながった」と分析した。
 同省大分河川国道事務所によると、国道の復旧時期も現時点で未定という。
※この記事は、10月2日大分合同新聞朝刊21ページに掲載されています。
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