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のども昇格もスムーズに 「浅田飴」がスポンサー契約

 サポーターのつぶやきが懸け橋に―。サッカーJ2の大分トリニータを運営する大分フットボールクラブ(大分FC、榎徹社長)は14日、浅田飴(東京都・堀内邦彦社長)とスポンサー契約を結んだ。金額は非公表。15日の讃岐戦から今季の終了まで、ホーム戦のピッチ脇に看板を設置するなどし、チームのJ1昇格を後押しする。
 きっかけは8月18日のリーグ第29節・東京V戦後のサポーターのツイッターだった。この試合で片野坂知宏監督は「開始5分で突然声が出なくなった」。スタッフを通じて、現地サポーターからのどあめを提供してもらったが、試合後の会見でも声がかすれて聞き取れないほどだった。
 数日後、サポーターの一人がツイッターで「浅田飴さんがスポンサードしてくれたら―」などと投稿。すると浅田飴の公式ツイッターがすぐに反応し、話題に。このやりとりを知った大分FCの営業担当も浅田飴本社をすぐに訪問。縁が生まれ、東京V戦翌週の第30節・徳島戦(同25日)の直前には同社から、片野坂監督にのどあめが届いた。
 徳島戦で片野坂監督はいつものように大声で指示を出し続けた。ただ手には贈られたのどあめが。しっかりと映像にも流れ、「うれしすぎて鳥肌が立った」と堀内社長。シーズンも終盤だが、「サポーターの皆さんの熱い思いも伝わって、自分たちも元気をもらった。声のサポートとともにお手伝いができれば」と支援を決めた。
 片野坂監督は「のどあめを提供していただき、調子もいい。指示もしっかり通るようになった。いい結果につなげたい」と堀内社長に感謝。ツイッターをきっかけに広がった思いがけない展開に榎社長は「こんなお付き合いの始まりは初めて。皆さんに感謝したい」と話していた。
※この記事は、9月15日大分合同新聞朝刊18ページに掲載されています。
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