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異例の西寄りコース 通過後も大雨の恐れ

 台風12号は関東に接近後、西に大きくカーブして東海や近畿に上陸、西日本を横断する珍しい経路をたどりそうだ。これまで豪雨に襲われなかった地域で大雨になる恐れがあり、気象庁は土砂災害に巻き込まれないよう、台風の位置にとらわれず、雨雲の動向に注意するよう呼び掛けている。
 気象庁によると、南の上空に反時計回りの空気の渦(寒冷渦)がある。台風は渦の東側を北上しており、渦の力で進路が西寄りに変わる。上陸後は四国付近を経て九州北部に進む見通し。気象庁の担当者は「統計がある1951年以降、本州付近をこれほど西に進む台風はない」と指摘する。
 通常の台風は西から東に進むことが多い。これが東から西に進むと、どんな影響が出るのか。
 台風も反時計回りの風の渦だ。通常、台風が東に進んで通過すればすっきり晴れ、雨が落ちた後の乾いた北風が吹く。しかし、今回のように西に進むと、台風通過後から南風が吹く。この風に南の海から水蒸気が供給されて大気の状態が不安定になり、雨が降り続く。
 関東などでは東寄りの湿った風が台風通過後から吹き、西側に山を控えた地域では通常よりも渦に乗った雨雲が長く押し寄せ、雨量が増える可能性がある。太平洋に面した湾や港でも台風通過後に強い南風が吹くため、高波や高潮のリスクが高まりそうだ。
 気象庁は「今回の台風は雨の降り方など、これまでの経験が通用しない可能性がある。台風が通過した後も危険は去っていない」と話している。気象庁はホームページで土砂災害や浸水の危険度が一目で分かる「この雨大丈夫?そんな時 危険度分布」を設けている。
※この記事は、7月28日大分合同新聞朝刊23ページに掲載されています。

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