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育て公認心理師 昨年関連法施行、国家資格に

 厚生労働省と文部科学省は、心理専門職として初の国家資格「公認心理師」を大学で養成するカリキュラムの整備を進めている。県内では大分大学、別府大学が本年度から導入し、受験資格を得られる学生を育成する。資格取得者は教育、医療、福祉、司法といった幅広い分野での活躍が期待されている。
 公認心理師の業務は心のケアを必要とする人の心理状態の観察や分析、助言など。大学でのカリキュラムを履修することなどが受験資格となっている。
 大分大は4月から、福祉健康科学部心理学コースと大学院教育学研究科で開始。別府大は、文学部人間関係学科と大学院文学研究科臨床心理学専攻で始めた。大学の4年間で25科目、大学院の2年間で10科目の履修が必要となる。
 両大学とも2018年度の入学生からカリキュラムを適用。学部2年生以上は、臨床心理士を目指すため履修してきた科目を引き継ぐことで受験資格を得られる。
 大分大学であった対象科目「犯罪と法」の講義には、福祉健康科学部心理学コースの2年生約40人が出席。犯罪心理学や法律の解説に耳を傾けていた。衣笠一茂・同学部長は「現代社会では過労やセクハラ、パワハラなどでうつ病になる人も多い」と指摘。「公認心理師には県民に寄り添ったメンタル面での支援を期待している」と話した。
 厚生労働省によると、大学でのカリキュラムの他、▽大学を卒業後、厚労省と文科省の認定を受けている病院などで2年以上の実務経験者▽心理職を5年以上実務経験し、公認心理師の業務や役割などを学ぶ講習を30時間以上受けた人―なども受験資格を取得できる。18年度中に有資格者を対象に試験を実施する。 (川野丈一)
  
<メモ>
 これまで心理専門職は臨床心理士などの民間資格のみだった。心理職の関係団体を中心に国家資格化を求める動きがあり、2017年9月に関連法が施行された。
※この記事は、5月11日大分合同新聞朝刊5ページに掲載されています。

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