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【まんぷく】中尾明慶、朝ドラ初出演「朝から元気に男臭く」

 「11月5日の放送回からから塩づくりの話が始まって、ドラマの雰囲気もガラッと変わります。朝から元気に男臭く…(笑)。これまでなかなか男臭い“朝ドラ”はなかったと思うので、見てもらえなくなったらどうしよう(笑)。ふんどし姿の男たちを、ここまでたくさんドラマで見ることはそうないと思いますし、視聴者のみなさんからどんな反響が届くのか楽しみにしています」。事前にそう語っていたのは、NHKで放送中の連続テレビ小説『まんぷく』(月~土 前8:00 総合ほか)に、7日放送の第33回から岡幸助役で出演する中尾明慶。

【写真】一緒に塩づくりに励む神部役の瀬戸康史

 念願かなって、連続テレビ小説は初出演。制作する大阪放送局に通うのも初めてとのこと。「すごく光栄に思っています。出演が決まったという報告をすると、皆さんから『おめでとう』と返ってくるのが、やっぱり朝ドラってすごいんだなって思います。これまで『おめでとう』という言葉が返ってくることはあまり無かったので、それが驚きでした。国民的に人気のある、本当にみんなが見ているドラマだということを実感し、改めて出演することをうれしく思います」と話していた。

 そんな中尾が演じる岡は、萬平(長谷川博己)が開いた製塩所の従業員。出征前は乾物屋で奉公をしていたが、空襲で店が燃え、路頭に迷っていたところ、製塩所の人手を集めていた神部(瀬戸康史)から声をかけられた。真面目な性格ではあるが、自尊心が高くけんかっ早いので、同僚とぶつかることもしばしば。時に騒ぎを起こして会社に迷惑をかけることもある役どころだ。

 萬平と塩づくりを行う男たち=塩軍団の中でも目立つ存在に間違いはないが、ただの“問題児”でもないようだ。「岡は、曲がったことが嫌いで、真面目で、一生懸命働くときは働く、とにかくまっすぐな男だと思います。ちょっとけんかっ早いところもありますが、戦争というつらい経験をして、帰ってきたら周囲からいろいろと批判され、苦しい思いをしている…戦後の時代に数多く存在していたであろう、男の一人なんです」。

 最初は心を閉ざし気味だった岡だが、福子(安藤サクラ)や萬平たちと働くうちに、変わっていく。「『お金がもらえるのならなんでもやる!』という思いで塩づくりに参加してみたら、そこが意外にも温かいところで、時間と共につらい気持ちも薄れてきて、人の温かみを感じていっているのかな…という気はしています。自分がトラブルを起こしたことについても『気にしないから、明日からがんばろう』と言ってくれる同僚のみんなに心を動かされ、岡なりにだんだん成長していっているのでしょう。物語が進んでいくにつれて、せりふも柔らかくなっている気はします」。

 塩づくりをはじめてから物語のテイストもガラッと変わり、にわかに青春偶像劇の様相を呈しているが、「みんなで元気に朝ごはんを食べながら見るのにふさわしい、すてきなドラマになっていると思います。ヒロインの家族だけではなく、塩づくりの男たちを含めて登場人物のさまざまな人間模様が描かれているので、人と人とのつながりの大切さを教えてくれている気がします。誰とどのような話をしながら食事をするのか、萬平さんの『人間は食べることが一番大事だ』というせりふにもつながっていくのではないでしょうか」と、作品の魅力を語っていた。

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