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嵐、関ジャニ∞、星野源らけん引、邦楽が前年同期比122.6% JVA18年上半期ビデオソフト統計

 日本映像ソフト協会(JVA)は9月14日、2018年上半期(1月~6月)統計調査結果についての記者発表会を行い、ビデオソフト出荷実績を報告した。同期のビデオソフトの総売上金額は、858億8800万円で前年同期比93.7%。そのうち、DVDビデオは451億7500万円で同89.0%、ブルーレイ(Ultra HD Blu-rayを含む)は407億1300万円で同99.5%。ブルーレイはほぼ前年並みとなったが、DVDの減少が全体に大きく影響し、2011年以降、7年連続の前年割れとなった。

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 ビデオソフト全体(DVDとブルーレイの合計)の売上金額を販売用、レンタル店用の市場別にみてみると、販売用が677億1800万円で3.0%の減少だったが、レンタル店用は175億6700万円で13.7%の大幅減。店舗数の減少が響き、これまで同様の低落傾向が続いている。

 また、販売用全体に占めるブルーレイの割合は57.4%。DVD販売用売上金額は、288億2400万円で前年同期比91.9%と前年を割り込んだが、ブルーレイ販売用は388億9400万円で同101.1%と前年を上回った。市場全体が縮小しているなかで、販売用ブルーレイは一定数のコアユーザーのニーズを確保し、安定していることがわかる。

 販売用全体のジャンル別売上金額では、昨年低調に終わった『音楽(邦楽)』が前年同期比122.6%と大きく上回った。前年同期がヒットタイトル数が少なかったのに対して、今期は桑田佳祐、嵐、関ジャニ∞、星野源らがけん引。一方、『邦画(TV ドラマを除く)』が同69.6%と大幅減。前期の『シン・ゴジラ』に匹敵するヒットタイトルが現れなかったことが響いた。

 JVAマーケット調査委員会委員長の森口和則氏は「局所的にいいニュースはあるが、全体的な下降傾向は変わらない。業界全体として強固な意思をもって取り組んでいかないといけない状況」と気を引き締めながら、「下半期は、安室奈美恵や『カメラを止めるな!』などのスマッシュヒット作品が、第2第3の波を作れる」と期待をかける。

 今期の売上では、邦楽が勢いよく伸びるジャンルであることが示されたが、下半期の期待作を含めても年間の全体では昨年並をキープできるかどうかという状況のようだ。

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